Lucy Pollak Public Relations

The Garage

BLOOD – Press Release Japanese

NEWS RELEASE FOR IMMEDIATE RELEASE Press contact: Lucy Pollak ルーシー・ポラック [email protected] (818) 887-1499 (for media only)     演出家ロバート・アラン・アッカーマンが 日本の「薬害エイズ事件」を基にした ロック&ミュージカルナンバー満載の ポリティカル・スリラー舞台劇を世界初公演   ロサンゼルス(2016年1月26日) – 日本で実際に起きた「薬害エイズ事件」を基にした、ロック&ミュージカルナンバー満載のポリティカル・スリラーBLOODは、日本を訪れたユダヤ系アメリカ人の記者が、HIV汚染血液製剤販売に関する政府の陰謀を暴く物語である。 オビー賞とニューヨーク・アウター批評家サークル賞、全米監督協会賞を獲得し、ゴールデングローブ賞に2度、エミー賞に5度ノミネートされたロバート・アラン・アッカーマン氏が脚本、演出を手掛ける。世界初公演となる舞台劇BLOOD は、ハリウッドの劇場通りにある、ザ・コンプレックス・シアターで3月5日から5週間の公演となる。“The Virgins”のベーシスト、ニック・アッカーマンと、“Jet ”のドラマー&ボーカリスト、クリス・セスターによる、 この舞台劇の為だけに書き下ろされた楽曲の数々が、ロサンゼルスの新鋭劇団「ザ・ガレージ」の旗揚げ公演である舞台BLOODに、更に鮮やかな色を加える。 1980年代初期、血友病患者を多数含む、約2,000人がエイズにより死亡。当時、既に安全性の高い熱処理された血液製剤が存在していたにも関わらず、米国企業が日本に非加熱の汚染血液を故意に売却し、安価で手に入る非加熱製剤を日本製薬会社が入手、配布し続けた事が原因であった。スキャンダルは、薬品会社、そしてその規制責任を怠った日本政府に対する市民の怒りを引き起こし、厚生省の高官、関連した薬品製造会社幹部や血友病分野の主要医師が告発され、裁判は10年以上にも及んだ。2000年2月25日に、ロサンゼルス・タイムズは次のような記事を掲載した。「日本企業の責任負担の標準を上げる画期的な判決が下された先日木曜日、大阪の裁判所は、より安全な代替品が入手可能であったにも関わらず、HIVウイルスに汚染された血液製剤を意図的に販売し続けたとして、元製薬会社幹部3人を刑務所に宣告した。」 「この裁判が長引いた理由の一つは、被害者やその家族が身元を公表したがらなかった事でしょう。」と、20年近く東京に住んで働いたアッカーマン氏は語る。「権威者に敬意を示し、礼節を守り丁寧に振る舞うことは、日本の文化に深く根付いています。また、日本でエイズという病気を持つというのは、大変な恥と思われていました。この訴訟が裁判に取り上げられた時も、原告は皆、黒いカーテンの後ろから姿を隠して証言していました。当時若い青年であった原告、川田龍平氏がついに10年もの沈黙を破り、初めて彼の実名を公表したのでした。その川田氏は奇跡的に生存し続け、現在、参議院議員として活躍されています。」 川田龍平議員は、舞台BLOODに次のようなメッセージを寄せた。「1995年、当時まだ19才だった私は、二度と同じ苦しみを人々に味合わせたくないという思いから、薬害エイズ被害者として実名公表し、国と製薬企業を相手に闘いました。20年以上たった今、海の向こうの米国で、 この事件から生まれた舞台が公演される事を、本当に嬉しく思っています。」 アッカーマン氏は、実際の出来事にフィクションを融合させ、更に音楽を織り込んで、この舞台を劇的でユニークな作品へと昇華させた。当初、福島の原発事故に触発されていた氏だが、昨年12月、血液製剤や各種ワクチンの日本のトップメーカーである化血研が、薬害エイズ事件後も約40年間に渡り、違法薬品製造、資料の改ざん、会社ぐるみで隠蔽工作を続けていた事が発覚した事から、この舞台の公演の必要性を更に感じていると言う。フォルニアのポーター牧場でのメタンガス漏れや、ミシガン州フリントの飲料水に鉛が発見された事など、数々の身近な出来事に潜む大きな緊急性に、この舞台を通して光が当たる事を願っている。 BLOODのキャストは、アメリカ人記者のジュール・ディビスを演じるアレクサ・ハミルトン、原告側を率いる日韓弁護士を演じるザ・ガレージ創設者、朴昭熙(パク・ソヒ)に加え、ジュールの東京大学留学時代の旧友役を安斉拓真、不本意に事件の証人となる病院の看護師役を相原和美が演じる。更に日本のエイズ研究委員会、血友病協会の会長を務めた故・阿部英医師がモデルの風間医師にはトシ・トダ、そして川田龍平参議院議員の少年期を基に描かれた若い告発者、二宮光洋役を安藤美保が演じ、その母親役をみあた咲が演じる。そのほか、芦名佑介、アンソニー・グロー、平川貴彬、マイケル・ジョセフ、アンドリュー中島、ダリル・L・パディリヤ、山藤実花、滝林大真が出演。 BLOODのボーカルコーチ・アレンジャーはボブ・ギャレット、(“アメリカン・ホラー・ストーリー”、“グレイ・ガーデンズ”他)、セット&衣装デザインはドナ・グラナタ(“ラーメン・ガール”、“ストーン夫人のローマの春”他)、プロジェクション映像デザインはハナ・S・キム、照明デザインはドニー・ジャクソンが担当。音響デザインはジョセフ“スロー”スラウィンスキ、アシスタント衣装デザイナーはウェンデル・C・カーマイケル、ステージマネージャーはベンジャミン・スクーリア、シアターのプランナーがコンサルティング・プロデューサーを務め、相原和美がプロダクションコーディネーターを担当している。 アッカーマンの演出歴にある作品の数は莫大で、日本では映画『ラーメンガール/The Ramen…

BLOOD – Reviews

Los Angeles Times “DAZZLING… a formidable display of small-theater invention… Adventurous theatergoers should catch it, a noteworthy document of considerable significance.” — David C. Nichols, Los Angeles Times Stage Raw“RECOMMENDED… STAGE RAW TOP 10… lively, haunting, provocative and funny… Performances…